和の心を軸に!

 現在休店中の、ロンドン店のバックヤードで仕事をしていたある日。店頭のスタッフが、「社長にぜひお会いしたい、とお客様が来られています。日本語がベラベラですよ。」と私を呼びに来たので店頭に行ってみた。

 するとブロンドで長身のモデルのようなきれいな女性が、「初めまして…」と本当に流ちょうな日本語で話しかけてきた。両親はドイツ人。日本には学生時代に住んでいて、日本の大手商社、大手広告代理店勤務経験もあるという、すごく聡明な印象の方。

 「これからは、日本的な考え、和の心を軸に世界経済をまわして行かないと、うまく回っていかないと思います。日本人は、もっと世界に出ていって、和の心をひろめていくべきです。よくぞ、ロンドンに出てきてくれました! ともに、和の心を広めましょう!」

 実はこんなことが海外に行くとよくあるのです。和の心の時代が確実に来ています。