カメラの達人から
和を想う ~池田社長ブログ~
才能より大切なこと
以前、大阪でモデルを使い着物姿の撮影会を行った。カメラマンは芸能人や著名人からの依頼が絶えない、業界35年の凄腕。スタジオには役者、モデルや著名人の写真が壁一面に所狭しと貼られていた。
撮影の合間にうまく撮るコツを聴いてみた、「恋人同士が一番いい写真が撮れると言われている。それで、撮影会ではモデルとの心の距離が恋人のように、少しでも近くなれるように心がけている。そして、内からあふれ出る一瞬の表情や動作をカメラに収めようとしていることがコツかな。」
また、どんな人がスターになるのかと聞くと、「才能の差なんて、わずか。その子に積極性があるかが実は大きいね。」
実際に、壁にはメディアでよく見かけるある人気女優の、若いころの写真が貼ってあった。
「この子は、先生撮ってください、私はどうしたらもっと綺麗に写りますか?、とよく尋ねてきてたよ。」と目を細めておられた。