9月9日は菊の節句
和を想う ~池田社長ブログ~
重陽の節句
9月9日は重陽の節句。またの名を菊の節句といいます。9月に菊なんて早いんじゃないの?と思われるかもしれませんね。確かに、この節句の話は旧暦を前提にしているので、新暦では2022年は10月4日になります。
桃の節句、端午の節句・・と節句にもいろいろありますが、気づきませんか?節句は奇数が並ぶときを指しているのを。
古来より中国では、1,3,5,7,9 と、奇数の数字は気が強い。その強い数字が重なると、気が強くなりすぎて不吉なことが起こるとされてきました。そこでお払いをする日が節句なのです。
菊はもともと不老長寿の薬草として用いられていました。そして菊の節句には、菊の花から作った菊酒を飲む。またつぼみの上に綿を一晩かぶせて、花びらの香りと水気を綿に含ませ、その綿で体を拭く、という形で払いをしてきたのでした。
秋の夜に菊の花を浮かべて一杯、いかがですか?