ハタをラクにするために

和を想う ~池田社長ブログ~

周りのお役にたてる喜びの活動

以前、お客様と着物を着て行ったヨーロッパ旅行の帰りの機内での話。

隣は20代の愛くるしい瞳の浅黒い肌の女性。
12時間もご一緒するので、「日本へは仕事ですか旅行ですか?」と挨拶がてらに話しかけてみると…。

「私は、日本に日本人の労働管理の手法を勉強に行きます。日本人はそもそも、働くことに喜びを見出しますね。例えば『トヨタ自動車が改善』という合言葉を唱えながら日々進歩を続けていくように。日本人の働く姿勢はすばらしいです。日本人は当たり前のようにに思っているが、海外から見るとすごいことがたくさんあります。少しでも日本人の考え方を学んで祖国、モロッコの進歩に貢献したいのです。」
と熱く話してくれました。

飛行機で会った女性

働くの語源は、傍(はた)を楽にする。つまり周りを楽にするため。日本人は働くことは周りのお役にたてる喜びの活動と捉えてきました。しかし欧米では苦役、罰と捉えます。ここが、外国から見るとすごい所なのです。