花火に夢をのせて

 (コロナウイルス感染症前の話し)鳥取市を横切る千代川の川辺で、8月15日に花火大会が催されていました。その中で、公募で集められた小学生の絵を花火にした「夢・キッズ花火」も打ち上げられました。

 とっても夢のある企画なので、和想館も毎年このコンクールのお手伝いをさせていただいて、たくさんの力作ぞろいで絞り込むのに、苦労しておりました。

 花火の起こりは今から2000年前の中国で狼煙(のろし)として使われだしたのが始まりとか。その後ヨーロッパに伝来し、14世紀にイタリア・フィレンツエで光り輝く花火が開発されたそうです。日本には、16世紀の種子島への鉄砲伝来とともに入ってきました。

 日本では花火は丸く広がるのが当たり前ですが、あの丸い花火は難しいそうです。ヨーロッパでは特権階級の見るもので広がる必要がなかったので平面だったそうです。

 庶民も見れるように工夫された、日本の花火は世界有数の美しさだそうですよ。