出産おめでとう!

 2018年、和想館の創業以来始めて、女性スタッフが、産休をとって、無事に出産を果たしました。

 和想館では、創業5年位から新卒採用を始めて、現在では多分日本一スタッフ年齢の若い着物店だと思います。皆が出産で一休みをしつつも、長く勤めてあげてくれることを望んでいます。

 日本では、子供は天からの授かりもの、と捉えて、多くの儀式を経て、天への感謝とお力に縋りながら、子を育てあげてきました。

 先ず、出産時に赤子のへその緒は、竹の刀で切り、人生の節目を越えてすくすくと育つようにとの願掛けをしました。

 赤子が外気になれたころ、生後7日たつと、名前を書いた紙を床の間に飾り、両家の祖父母と共に赤子の誕生を祝いました(お七夜)

 その後、生後1ヵ月でお宮参り、100日でお食いぞめ、初誕生祝の力餅、七五三、と七歳までは神の子として、育て上げてきたのでした。どうか、すくすくと育ちますように!